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記事入力 : 2010/08/03 15:04:21
http://www.chosunonline.com/news/20100803000064
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格差社会:今や就職が困難になった専門高校
「今や工業高校を卒業しても就職できないとは…」
漢陽工業高校の卒業生イさん(39)は現在、中小企業の最高経営責任者(CEO)を務める。
イさんの年俸は1億6000万ウォン(約1150万円)。1990年に漢陽工高を卒業して、短大の電子科に進学した後、「H 工作」という中小企業に就職した。
初年度の年俸は2500万ウォン(約180万円)だった。
イさんは「当時は、無名の大学を卒業した人よりも初年俸が高く、会社でもすぐに認められた」と語った。
20年前まで専門高校は、経済的に苦しい生徒にとって「成功への架け橋」のような存在だった。
イさんの同級生のほとんどは、安定した職場に就職した。
89年2月に同校電子科を卒業したチョン・ヨンサンさん(40)は現在、医療機器会社「バテック」の製造部次長だ。
年俸は5000万ウォン(約 360万円)と、大企業の社員と変わらない。
チョンさんは、「専門高校は技術で勝負するわたしのような人にとって、成功への架け橋だった」と話した。
放射線医療機器メーカー「セヨンNDC」の技術チーム長ノ・グンテクさん(40)は、90年に同校を卒業した。
ノさんは
「われわれの時代は経済的な事情により、多くの生徒が工業高校に進学したが、普通高校や大学を卒業した人よりも早く安定した生活を送ることができた」
と語った。
最近も、よい就職先を求める卒業生がいないわけではない。
昨年同校を卒業したキムさん(19)は、大卒でも入社が難しいといわれる大企業に就職した。
しかし、キムさんの同級生300人のうち、安定した職場に就職できたのはわずかだ。
本紙取材チームは同校に依頼し、89年の電子科卒業生56人と 09年の同科卒業生29人を対象に、卒業後の進路について調査した。
その結果、89年の卒業生は、調査に応じた42人のほとんどが就職していた。
このうち 23人は、卒業後すぐに専攻分野の企業に就職し、13人は非専攻分野に就職した。
残りは大学や短大に進学した。
一方09年の卒業生は、調査に応じた28人のうち、就職したのはわずか一人だった。
卒業生のキムさん(20)は、「短大に進学しても就職は難しいため、友人同士でも将来の話はあまりしない」と話した。
中小企業研究院のキム・セジョン先任研究委員は、「韓国社会は専門高校の卒業生を信用していない。
専門高校はある一定の期間は、『教育の架け橋』的な役割を果たしていたが、今やその機能すら崩壊しつつある」と指摘した。
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